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009.メンズブラとレディス褌

修平と夏輝
修平と夏輝

 不思議な商品、メンズブラ。男性用に独自に製作された下着。

 女性用のブラジャーは、男性が身に着けるのは困難。膨らみの部分に比べてベルトが小さすぎてホックが留まらないからです。

 そもそも、オトコがブラジャーを身に着けたい、と思う動機というのは何だろう?

 一番に思い浮かぶのは「女装癖」。そっち系のサイトなんかにアップされている女装したオトコの写真・・・・。濃い化粧、ガーターベルトや網タイツ、ハイヒールに金髪ロン毛のウィッグ・・・・。かんべんしてくれ~と思います。僕はね。

 

 でも、メンズブラは女装用ではないらしいです。2008年に東京の「ウィッシュルーム」から発売された歴としたメンズ。これを購入する男性の動機は「締め付け感があって、身が引き締まる」「落ち着く」「ストレス解消」「安らぐ」らしい。

 僕は実際に着用したことがないので、大きなコトは言えませんが、なんでブラジャー?って単純に思ってしまいます。胸を締め付けるとそんなに爽快なのかなあ・・・。でもまあ、そこそこ需要はあるらしくて、製造中止にはなってないみたいです。価格は2000円程度、ちなみに売れ筋は黒とピンクだそうで・・・。

 もっとも、まだ市民権を得ているとは言いがたいメンズブラ、エッチな気分で身に着けているわけではないけれど、人に知られるのは恥ずかしい。ワイシャツの下に着ける時は、濃い色のアンダーシャツを重ねる人がほとんどだそうです。

 

 締め付けを求めるオトコに対して、着用感を嫌う女性に人気なのが、レディスの褌。

 はい、褌ですふんどし。宮沢りえが1989年に褌姿でカレンダーを制作して話題になりましたが(この時彼女は16歳!)、あれは完全に男性向けの画を撮るためのアイテムとして使われたもの。彼女の美しいお尻を見たいと思っているオトコのため。

 近頃流行っているらしいレディスのふんどしは、2008年にワコールが発売したのが最初。カラフルなデザインも数多く登場しているといいます。

 愛用者がこれを身に着けるのは、風呂上がりや寝るときに丁度いい、という理由から。僕なんかショーツの方が着脱しやすくていいと思うけど・・・・。先に書いたように、ふんどしを好んで身に着けるのは開放感を求めてのこと。

 

 だったらいっそ何も穿かなきゃいいのに・・・。

修平と夏輝
修平と夏輝

 レディスふんどしのスタイルは、上の画で夏輝が着用しているようなヒモで結んで後ろから布を前に回し、前で結んだヒモの内側から通して垂らす、というものだけでなく、「もっこ褌」と呼ばれるパンツ型のものも多いとか。

 「もっこ」という荷物を運ぶための道具に似ているこの「もっこ褌」、直線裁断であることとウェストに合わせて脇でヒモを結ぶ、ということを除けば、ほぼパンツと同じ。

 でも、レディスの褌を自らデザインして作っている人のコメントに「トイレで毎回ひもを解くのが面倒だったり、細いジーンズをはくと股の辺りで布がかさばったり。そこで、さまざまなふんどしを研究し、ショーツのように上げ下げできる形に改良。ひもの取り付け位置にも工夫を凝らし、布がだぶつかないようにした。」とあります。

 

 だったら普通のゆるめのショーツで十分なんじゃね?

 

 開放的な着用感を求めるんだったら、タイトなジーンズなんか穿かないだろうしね。

 

 

 僕がなんでこんなにこの二つのアイテムに否定的かというと、ずばり、見てても身に着けてても萌えないからです。

 ブラをつけた男性やふんどし姿の女性の写真を見ても、全然興奮しない。僕はバイなので、オトコのハダカに興奮したりもするけど、ブラ着用の姿は、ちょっと・・・。それに、肌に張りついた下着が大好きなので、ふんどしはだめなんです。ブルマは好きだけど昔のちょうちんブルマは×。

 

 ま、結局好みの問題なんですけどね。

 

 不本意な格好をさせてしまった修平くんと夏輝ちゃんには、お詫びの気持ちを込めて全部脱いでもらいました。

 

 え?それはそれで恥ずかしいって?

夏輝のプロフィール / 修平のプロフィール

夏輝と修平について

 

 

2013,5,3 Simpson