Chocolate Time キャラクターと語る
エッセイ集
①
初めは輪郭。2Bの芯のシャープペンシルで描いていきます。
②
耳、目、鼻、口、眉の順にバランスを考えながら配置。
口角は意外に大切です。ほんの少し上げるか下げるかで、表情は随分変わります。
左向きの顔の場合は、当然左目を少し大きめに描きます。
③
髪を描きます。
おおざっぱな輪郭だけで十分です。
⑤
顔のパーツと髪は、
.TOOの「COPIC DRAWING PEN」を使います。「School-G」より細い線が引けるからです。
ただ、このペンは「School-G」に比べて乾くのに少し時間がかかるので注意が必要です。
⑥
しっかり乾いたら、消しゴムかけです。
消しゴムかすは、ダスターや刷毛などで、丁寧に取り除きましょう。
⑦
瞳を描きます。
瞼(まぶた)の線を少し太くします。これ、かなり重要です。
そしてハイライト、黒目を細心の注意を払いながら描き込みます。
⑧
白目の部分にシャープペンシルでグラデーションをかけます。
そして女性の場合はこうして上睫毛を増やしてあげます。
⑨
髪を塗ります。
僕は初めに前髪をシャープペンシルで、流れに沿って塗ります。
髪の毛の一本一本を描くように。
そしてつむじの所を取り巻くようにテカリ(艶)を入れます。
⑩
前髪の途中にもテカリ(艶)を残して前髪、後ろ髪を仕上げます。
⑪
髪の残りは、4Bの鉛筆でむらなく塗ってしまいます。
ペンを使わず鉛筆を使うのは、髪の柔らかさや細かい流れを表現するためです。
⑫
前髪によって肌にできる影を細いシャープペンシルで、耳や首筋には鉛筆で陰影をつけます。
僕は基本的に向かって左上からの光源を想定していますから、右と下に影ができます。
⑬
スキャナで読み込み、レタッチソフトでコントラストやシャープネスを調整して完成です。
2013,5,4 Simpson