Chocolate Time キャラクターと語る

エッセイ集

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019.サイバー・パトロール

警察署内の夏輝と遼
警察署内の夏輝と遼

 増加の一途をたどるインターネット犯罪。警察も手を打たないわけにはいきません。

 

 インターネット上で繰り広げられる違法行為。ネット社会になって新たに発現した犯罪の数々です。

 警察が、ネット上で特に目を光らせているのは、

 

  • わいせつ物頒布
  • 自殺幇助
  • 脅迫
  • 違法ドラッグの売買
  • 「学校裏サイト」「出会い系サイト」と呼ばれる悪質サイト

など。

 

 よく似た言葉に『サイバー犯罪』というものがありますが、これは、主にコンピューター・システムを利用した犯罪。オンライン・ショッピング、インターネット・オークションなどのいわゆる『電子商取引』で代金を払い込んだのに商品が届かなかったり,アダルト・サイトにアクセスした、と言いがかりをつけて高額の利用料金を振り込むようなメールが届いたりする詐欺行為,それにコンピューターウイルスの配布やサーバーやネットワーク網を機能不全状態に追い込んだりするサイバーテロといった行為などを指します。

 

 『サイバーパトロール』は、そういう過激な犯罪に結びつくようなサイトを発見する努力もするのでしょうが、そのサイトを誰かが閲覧することによって犯罪が起きる可能性があるとか、そもそも法律で禁止されていることをサイト上でやっているとかいう、コンピュータの『システム』に依存しないタイプの悪質なサイトを発見するために行われていると考えていいでしょう。

 

 でも、ということは、こういう違法なサイトがないかどうか、日頃からパソコンにしがみついている担当者がいるってことですよね?そこには例えば「違法ドラッグ」専門とか「学校裏サイト」専門とかいう人がいたりするのかも……。

 

 すると、

 

当然「わいせつ物頒布」専門の人もいるはずですよね? これって、かなりのストレスを感じないだろうか……。日がな一日エッチなサイトを渡り歩いているわけで、仲間内から、

「おまえ、実は楽しんでんだろ?」

とか

「こっそりブックマークしてんじゃねーの?」

とか疑われたりする可能性があるってことですからね。

夏輝と遼
夏輝と遼

 それよりも、見てるうちに何だか変な気分になってきて、そわそわしてしまうこともあるかもしれません。

 

 ちなみに、このサイバーパトロール、警察官が行うというより、警察から委託された民間企業がやっていることが多いそうです。

 

 

夏輝「おや? 秋月巡査長、どちらへ?」

 

秋月「ちょ、ちょっとトイレへ……」

 

夏輝「つい5,6分前にも行ってませんでしたか?」

 

秋月「そ、そうだったかな……」

 

 秋月は焦ったようにトイレに駆け込んだ。


《Information》

 高校を卒業して警察官になった日向 夏輝は、警察学校に通ったり、現場で実習をしたりと21か月に及ぶ初任者研修を受けました。その現場での実習で、彼女の指導員を務めたのが、秋月 遼巡査長。誠実で紳士的な秋月は、夏輝の人格を尊重しながら、警察官とはどういうものなのかを丁寧に伝授していきました。夏輝はこの秋月に指導してもらったことを忠実に守りながら、一人前の警察官になっていきます。彼女は秋月の手を離れても、彼のことを尊敬し、慕っています。

 夏輝が恋人の修平と会えずに落ち込んでいた時にも、秋月は優しく慰め、けっして彼女に手を出したりしませんでした(Twin's Story 外伝 "Hot Chocolate Time 2 "~第11話『男の矜恃タイム』)。また、秋月が別れた彼女と復縁したい気持ちを心の中に抑え込んでもがいていた時、夏輝は彼を元気づけ、二人が再び恋人同士になることを手助けしたりもしています(Twin's Story 外伝 "雨の物語集"~第3話『雨が雪に変わる夜に』

 

 初任者研修を終えた夏輝と秋月は共にすずかけ二丁目の交番に勤務します。

基礎知識『警察官秋月と夏輝』

 

2014,8,28 Simpson